財宝の洞窟

海賊「時間だお嬢ちゃん」

海賊たちに囲まれて死の島イスラ・デ・ムエルタへ上陸するエリザベス。

 

 

ときを同じくしてジャック一味も死の島へ到着。

ギブスはジャックが元ブラック・パールの船長だったことをウィルに口を滑らせる。

ジャックは死の島の宝を見つける寸前、当時ブラックパールの一等航海士だったバルボッサに反乱を起こされて無人島に1人残されたことがあったのだ。

ゆえにウィルに使わなかったピストルの弾は、バルボッサに撃ちたいことを知るウィル。

しかし、ジャックが無人島を脱出した手段については信じがたい。

ウミガメを捕まえてローブでしばってイカダを作って脱出したというのだ。

ウィル「ロープには何を使ったんだ?」

ジャック「俺の毛だ。背中のな」

話を聞いていたジャックが答えにくそうにしているギブスに代わって答えた。

やはり胡散臭い。

ジャック「俺とターナーで島に上陸する」

ギブズ「船長。もしものときはどうする?」

ジャック「掟に従え」

ギブズ「掟ね・・・了解」

 

 

 

ウィル「ギブズが言ってた掟って?」

ジャック「海賊の掟。いくら待っても来ないやつは置いていかれる」

ウィル「海賊から英雄は誕生しないな」

ジャック「そうやって悪く言う割にはお前。海賊への道を順調に歩んでるじゃないか。脱獄を手伝い、海軍の船を頂戴し、トルトゥーガの荒くれ者どもと旅をして、おまけに宝物に取り付かれてる」

ウィル「それは違う!宝物などどうでもいい」

ジャック「…宝物は金や銀ばかりじゃないだろ」

ウィル「…」

ジャックの言う言葉の意味に沈黙するウィル。

たしかにウィルにとって彼女は金銀財宝よりも尊い宝物なのだ。

 

 

 

バルボッサ「諸君、いよいよだ!」

year!

バルボッサ「我々はついに、救われる!」

year!

バルボッサ「この10年、試練の連続だった!だがここにいる全員が、不屈の精神で、困難を乗り切った!」

year!

バルボッサ「あらゆる苦難に打ち勝った!」

year!ホントツラカッタヨ!

バルボッサ「不当な罰に、皆で耐えた!犯した罪に比べ、重すぎる罰に!」

year!

バルボッサ「さあいざ!征服者コルテスの呪われた宝・・・全ての金貨を戻してきたが・・・これで最後だ!」

year!

 

・・・

物陰で見ているウィルは今にも飛び出したい。

ジャック「まだだ!ここぞという瞬間を待て」

ウィル「いつだ!いつだったらあんたにとって都合がいい!」

ジャック「あのな・・・俺がいつ仲間を裏切るようなまねをした。頼むから。辛いのはわかってる。だがここでじっとしてろ。馬鹿な真似したら承知しないからな」

今にもエリザベスが殺されそうになっているのに、ジャックは待てという。

頭に血が上ったウィルはボートのオールでジャックを殴った。

ウィル「悪いけど、僕はあんたのテコにはならない!」

・・・

 

バルボッサ「この小娘を見つけ出すのはもはや不可能かと思われた!」

year!

バルボッサ「だが我々は、その絶望すら乗り越えたのだ!」

year!

バルボッサ「10年間の苦労が今報われる!」

year!

バルボッサ「最後まで耐え忍んだ者達の勝利だ!」

year!

バルボッサ「我々はすでにアステカの神々に償いの血を捧げた。」

year!

バルボッサ「あと一人償いの血を捧げるべきは!?」

hers! ソイツダー!

バルボッサ「呪いが解けたらおれがまず最初に何をすると思う?」

ha-haha-!

バルボッサ「飽きるまで存分にリンゴを喰う!フハハハハハハッ!」

ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!ho!

 

 

 

バルボッサはエリザベスの手のひらをちょっと切って血を一滴注ぐ。

エリザベス「・・!?これだけ?」

バルボッサ「無駄は省略」

呪いが解ければ性欲も戻る。そのとき若くて美しい娘が死体では興ざめなのだ。

しかし、呪いが解けた気がしない。

海賊「・・・終わりか?変わった気がしない」

バルボッサ「・・・(パーン!)」

バルボッサが海賊の1人を撃った。

だが、死んでいなかった。

海賊「よくも撃ったな」

海賊「だめだ。まだ呪いが解けてない!」

逆上したバルボッサはエリザベスを殴り、彼女は宝の山から転げ落ちる。

海賊「あんたの言うこと聞いてると悪い方に転がっていくばっかりだ!」

呪いが解けない理由をめぐって、仲間割れをはじめた。

ウィルは倒れたエリザベスを起こして今のうちに島を脱出した。

バルボッサ「メダルがない!女が逃げた!はやく取り戻せ!この役立たずども!」

海賊たちが異変に気付いた。

 

 

 

エリザベスを追いかける海賊たちの前にウィルに置いていかれたジャックが現れた。

海賊「あんた、死んだはずだろ?」

ジャック「俺ぁ生きてる。ぱ、ぱ、ぱ・・・」

海賊「パーレイ?」

ジャック「そう!それだ!パーレイ!」

海賊「パーレイ・・・? まったく、ぶっ殺してやりたいよ。パーレイなんて考え出した野郎は!」

ジャック「じゃあフランス人狙え」


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