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アステカの金貨

バルボッサ「君を殺しては意味がない。これがなにかわかってないな?どうだ?アステカの金貨だ」

基地へ戻るブラックパール号。

エリザベスはバルボッサに呼び出され、自分を釈放するように言う。

海賊の狙いが自分の持っていた金貨ならば、もはやエリザベスに用はないはずなのだから。

バルボッサ「石造りの箱に入れられ征服者コルテスに送られた882枚の金貨の1つ。虐殺をやめさせるためにアステカの人々が送ったのものだ。しかしコルテスは欲深かった。怒ったアステカの神々は金貨に呪いをかけた。金貨をたとえ一枚でも箱から出したものには決して許されない罰を与えると。
島を見つけ、箱もあった。中には金が。全部使った!湯水の如く。酒に食い物、女遊び。そうしているうちにある変化に気付いた…。いくら飲んでも酔わない。食い物は舌の上で肺となる。どれだけ美しい女を抱いても癒されない。俺たちは呪われたのだ。欲望が満たされることがなくなった。欲望に駆られた報いだ。呪いを解く方法が一つだけある。箱の中に金貨をすべて戻し、償いの血を捧げるのだ」

エリザベス「でもそれと私にどういう関係が?」

バルボッサ「だからまだ殺すわけにはいかないんだよ、君を」

エリザベスは恐怖した。この海賊たちは自分を生け贄にするつもりなのだ!

 

 

 

衝動的に料理用のナイフをバルボッサの胸に突き刺すエリザベス。

しかしバルボッサは何も感じない。胸を刺されたはずなのに。

錯乱して甲板に飛び出すと、そこには骸骨と化した海賊たちがいた。

 

 

 

 

海賊たちの話は本当だった。

彼らは月の光に照らされると正体が暴かれる。

決して死ぬことはなく、決して死ぬことを許されない。

バルボッサ「呪いの話を信じた方がいいなミス・ターナー。これは現実だ!」

エリザベスは船の部屋に逃げ込み、隅でガタガタ震えるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

ギブズ「見てください船長。全員きわめて優秀で、無茶もやれる」

ジャック「きみ!」

ギブズ「コットンです」

ジャック「コットン君。君には命の危険に晒された状況でも命令されたことを実行する勇気と根性があるかね?コットン君、答えたまえ」

ギブズ「しゃべれないんです。舌を抜かれてしまって。今は代わりにオウムが答えます。どうやって仕込んだんだか…」

ジャック「コットン君のオウム。答えたまえ」

オウム「オイカゼダ、オイカゼダ」

ギブズ「これはたぶん”イエス”ってことです」

ジャック「そうだな。わかったか?」

ウィル「変な連中だってことはね」

あまりに個性的で胡散臭い連中を目の辺りにして不安になるウィル。

 

 

 

 

ジャック「アナマリア・・・ぶっ!」

顔を見るたびいきなりビンタされるジャック。

ウィル「どうせ身に覚えないって言うんだろ?」

ジャック「いや、これは覚えがある」

アナマリア「そうだよね!この船泥棒!」

ジャック「あれは・・・ぶっ!」

再びビンタされるジャック。この男は一体何人の女を泣かせてきたのだろうか?

ウィルの提案で、乗組員の報酬はインターセプター号を渡すことに決まった。

ギブズ「女を船に乗せると災いを招く」

ジャック「乗せないともっと酷いぞ…」

 

 

 

 

 

嵐を越える危険な航海。

船が転覆する可能性があるにも関わらず、ジャックはやけに陽気に舵を取る。

北を指していないコンパス片手に。

 

この場面など本物の船では危険すぎるほどの波を画面で見せたかったんだ
21×42メートル 深さが約1メートルの水槽だ
装置の上に模型を据えて動かす。帆の大きさも縮尺どおりだ
そして大型扇風機で風を送った。2800リットルの水を上方のタンクから落とし船を転覆させるんだ
波を作る装置も2種類ある
水槽で撮影する理由は会場だとお金もかかるし危険だから。
――メイキング・ドキュメンタリー「パイレーツ・オブ・カリビアン」―――

 


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