
疾風怒濤!!
strum und drang!!
〜 参考資料&設定資料01 〜
●アーネンエルベ[Deutsches Ahnenerbe-Studiengesellschaft fuer Geistesurgeschichte/祖先継承者協会]

↑ アーネンエルベのシンボルマーク

↑ 「アーネンエルベ」の長官、ウォルフラム・フォン・ジーバス
ファウスト伝説の悪魔メフィストフェレスそっくりだったそうである(byヘブライの館)
「疾風怒濤!!」世界ではメフィスト本人という設定にしようかな?(思いつき)
アーネンエルベは映画「インディー・ジョーンズ(”3”の舞台は1938年)」の敵として有名なナチス・ドイツの魔術研究局。
ドイツ民族の優秀性・優越性を様々な手段により証明するのが任務だが、その仕事の幅は先史学に留まらず気象学、医学、音楽、魔術など非常に広範囲である。
アーネンエルベは元々は非営利の民間組織で、母体は1928年には存在していた。
もう一つの母体として1932年に「精神先史学」研究所がメクレンブルクに存在していた。
1935年7月、SS長官ハインリッヒ・ヒムラー、当時SS人種・移住本部長であったワルター・ダレSS大将ら(SS-Obergruppenfuhrer)により統合設立された。(この時点ではまた正式にSSに編入されていない)
アーネンエルベは1936年まで農業省に協力を受けていた。1940年4月、SSに正式に編入されることとなる。
アーネンエルベはナチのエリート学者が多かっため、アーネンエルベ関係者であることは一種のステータスだった。
アーネンエルベは学校や博物館の先史学の受け継ぎを行った。
ドイツ国内のみならずブルガリア、クロアチア、ギリシア、ポーランド、ルーマニア、占領下のロシアや北アフリカの地域、チベット、アイスランドなど世界中に遠征チームを派遣し、その土地の民俗学の研究とともにスパイ網を作った。このとき各民族の頭蓋骨のサイズを比べたりするなどの奇妙な行動(笑)を取っている。
しかし同じ頃のアメリカのルーズベルト大統領は「日本人とヨーロッパ人のハーフはよくないが、中国人とヨーロッパ人のハーフはよい。一番よいのはインド人とヨーロッパ人の混血である」とかいうしょうもない議論を真剣に行っていたくらいであるから、当時の社会常識から言えばナチの行動はそれほど特出したものではなかった。
なお、21世紀現在でも韓国は「韓国人は平均身長が高いから日本人より優れている」とか言っているのでアーネンエルベの行動は特に驚くほどのことでもない(”アレ”と比べるのは反則かもしれないが…)
アジアでは特にチベットに重点を置き、1938年4月〜1939年8月まで遠征チームがチベットへ行って民俗学の研究を行った。アーネンエルベは雪男の捕獲をしようとするが失敗、とりあえず50以上の動物を確保する。
チベットでは民俗学の研究と同時にインド進出へのスパイ網作りも行っていた。
1938年、アイスランドへ遠征。
アイスランド政府は発掘を許可し、アーネンエルベはオーディンやトールのような北欧神話の神の崇拝の場所を探す。洞穴を発見するもこれは18世紀以前に使われていなかったことが判明。
資金面の問題から十分な成果をあげられず遠征は終了。
1941年に米海兵隊と英軍がアイスランドを占領したため、アイスランド遠征は不可能となる。
アーネンエルベは50以上の部署があったが、その1チームの人数は1ダース以下。(この人数で連合軍のプロパガンダ通りの行動が可能なのかどうかを検証するとネオナチのレッテルを張られるのはお約束)
国防軍や武装SSからの依頼で人体実験も行った。
ヴァッフェンSSが「武」のエリート集団であるとするならば、アーネンエルベは「知」のエリート集団であった。
「というわけで、以上がアーネンエルベについての簡単な説明だが・・・」
「これだけでもネタ満載だな
世の中の作家がナチスをネタにいろんな娯楽作品を作るのも無理はない。
「魔術を使った強化兵士」「秘宝を狙う悪の帝国」「悪魔を呼び出す黒魔術の研究」「収容所の囚人を使った人体実験」などのように、ナチスを悪役にすれば簡単に冒険活劇のストーリーが作れる。
その手の作家にとってはナチス様様といったところだ」
「これでは道化だよ
アーサー・バッツ・クラウザー。
アーネンエルベの任務は世界の遺跡を調査・発掘・保存。
しかし、その目的はあくまでヒムラーSS長官の趣味100%
世界征服だの、超古代文明の遺跡の軍事利用だの、そんな大それたことのワケがない。
どの作品でも明らかに事実を無視して話を誇張し過ぎている。
そして戦後のネオナチの描写はさらに拍車をかけて酷い。
名作と呼ばれる漫画でさえ、まともなネオナチにお目にかかれることがほとんどないのが現状だ。
悲しいことだがな」
「そーいや「スプリガン」にもナチスが出てきたな。
伍長閣下が二重人格という設定で。
アメリカ合衆国陸軍の精神鑑定では正常だったそうだが」
参考資料:ヘブライの館
(アドレス:ttp://blackbox777.at.infoseek.co.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc611.html)

●合衆国国家記録保存所には「ヒトラーのメディカル・レポート」が保管されている。これはアメリカ陸軍ヨーロッパ司令部情報部によって作成されたもので、1972年になってようやく極秘取り扱い解除されたものである。それによると精神面に関するデータは次の通り。
【A】.時間、場所、人間に関しての認識 = <優>
【B】.過去、現在における出来事についての記憶力 = <優>
【C】.数字、統計、名前などの記憶カ = <優>
【D】.ヒトラーのバックグラウンドは大学教育の欠如というハンデがあったが、それを彼は読書を通して得た莫大な知識で十分に補った。
【E】.時間や空間についての判断力 = <優>
【F】.まわりの環境に対する反応 = <ノーマル>
【G】.気分が変わり易いところもあるが、平均して協調性があり、集中力は抜群。
【H】.感情的には変化し易い。好き嫌いがはげしい。
【 I
】.思考構造は一定の継続がある。話し方は早くなく遅くもない。常につじつまの合う話をする。
【J】.ヒステリー性はなし、健忘症なし。
【K】.妄想や恐怖性なし。
【L】.幻覚、幻想、偏執狂的徴候はなし。
これを見る限り、ヒトラーという人間はごくノーマルであるばかりでなく、ある面では普通の人より秀れていたということになる。アメリカ政府はこの情報を1945年に得ていたのだが、27年間極秘扱いとして誰にも見せなかったのであった。(一説にはヒトラーのIQは150近くあったという。ゲッベルス宣伝大臣は180あったという)
「米陸軍のレポートの結論は「ヒトラーは普通の人間」。
だが、これではお話として面白くない
そういうことか」
「「ナチスだから」の一言で何でも許されると誰もが思い込んでいる。
そしてそれが普通になってしまって、誰も何も言わない」
「許されているのだから仕方あるまい。
実際、アーネンエルベのような組織を作ってしまったのだしな」
「総統閣下が言っておられた。
全世界の遺跡発掘の結果として証明されることは「ドイツ人が森の中でイノシシを追い回していた時代に、古代ギリシャ人やローマ人はすでに偉大な文明を築き上げていた」ということだけではないか、と。
ユダヤ人が優秀なことも自明の理だ。
ドイツ人が文字を持たなかった時代に、ユダヤ人はすで切手の偽造をしていたのだぞ。
道徳的な問題を除けば、どちらが優秀かは誰の目にも明らかだ。
だからドイツ人は何千年も前のことは「神話」や「伝説」としてはっきりさせないほうがいいに決まっている。
だが、偉い人
にはそれがわからんのだ」
「一番偉い人
が放置プレイだからな。
関わりたくないだけかもしれんが」
「基本的に「なんでもござれ」のいい加減な日本の神道が理想の宗教という男だ。
我らがボヘニアの伍長閣下にとってオカルトは宣伝としての価値しかなかったのだろう」
「問題は「ホロコースト」が捏造だとすると、これらのネタの質がガクンと落ちてしまうということだ。
「ホロコースト」あってのナチであり、「実は人道的だったナチ」では物語が成り立たない。
「シンドラーのリスト」が名も無きSSがユダヤ人を看病しているような描写が多々あるような映画だったら、それはもはやただの駄作。
金を出して見ようとは誰も思わん。
・・・。
なあジクルト。
もしもホロコーストがなかったら、誰もナチスのことなんて興味持たないんじゃないか?。
もしも俺やお前がナチとは無関係だったら、誰が興味を持ってくれると思う?」
「・・・」
「・・・」
「アーサー。それを言ったら御終いだ」
「・・・そうだな。
これ以上は何も言わないことにしよう。
ところでジクルト」
「なんだ?」
「なぜ俺たちはこんなところにいるんだ?」
「出番がないからだ」
「・・・」
「・・・」
「さて、そろそろ終わるか」
「ああ、そうしよう」
参考サイト
アドレス:www.germaniainternational.com/ahnenerbe.html
:www.russianbooks.org/montsegur/ahnenerbe.htm